なぜボランティアをしてるのか?(今してること 2019年5月編 後編)
今してること5月編前編では、外国人にとっての観光地の一つでもあるゴールデン街で働けることになったこと、そして絶賛準備中のツアーガイドについて書きました。
後編の今回では、ボランティアについて書こうと思う。
留学から帰国して2ヶ月半。
思い返してみればまだ2ヶ月半しか経っていないのだけど、ちょうど通年参加しているイベントも相次いだこともあり、3つばかりのイベントのお手伝いをした。
1年振りにボランティアというものをやって、「なんでやり続けてんだろー?」と自分に問いたとき、やっぱり「好き」なんだろうなぁ、と思った。
自分が好きだなーと思える人と同じ仕事ができること、また集まった人たちと同じ達成感の下、乾杯できること。
それがやっぱり気持ちいい。
単純なことだけど、意外と得れないことだと思うんですよ。
ボランティアリーダーとして、様々イベントのボランティアの募集もかけたりするけども、こういうのをみんなにも味わってもらいたいなぁー、って気持ちもあるかもしれない。
そして。
「有志」という、その心を育てることは大切だと思うんだ。
巷で言う仕事というか、お給料をいただいてやる仕事ってのは、どういうわけだか"やりたくないこと"が多くなるわけで。
それらをこなしていくことで、高まるものは確かにあるのだけど、そればっかを追っていると、何かが死んでってもしまうんだよね。自分の意思というか。
そうなると、自分がやりたいことがホントにわからなくなる。
小さなことでも、自分が「これやりたい!」って気持ちって結構繊細で、それが肯定されなかったり、最悪否定なんかされると、その火ってすぐ消えてしまう。
好きなことで生きていく。
なんてキャッチフレーズさえある昨今だけど、自分が好きなことを確立し、それをやり続けるためには、やっぱり少なくても誰かにそれを肯定されることが大事なんだと思う。
誰かのお願いの下、有志で集まった関係の中では、誰かの「やりたいこと」が肯定され、実行できる。そんな状況が生まれやすい。
ここでいう「やりたいこと」というのは、ほんの些細なことなんだけど、そんな些細なことの積み重ねから自信につながっていくわけで。自分の意思が他の人に認められる、そんな経験がすごく大事。
その繰り返して、「有志」の心が育っていくんだと思う。
それを持った人たちと仕事をしたい気持ちもあり、自分自信のそれを育て続けたい気持ちもあり、そんなこんなでボランティアをやり続けているんだろうなぁと思った。