みっちゃんの営み

会社員を辞め「やりたいこと」をやって生きてくまでの道のり。36歳┃デザイナーとして10年会社勤め→退社→🇦🇺留学→帰国┃フリーランスデザイナー・バーテン・シェアハウス運営・デザイン学校通学・英語勉強・ボランティア┃日々の葛藤を書いてます。

何に対して問題意識を持っているのか? その1

長年会社に勤めてきて、そこそこの給料もいただけ、また若輩者でありながらも役職をも与えられ、生活的にも社会的にも安定を得ることができた。

が、それらを捨て今に至るのには、どうしても問題意識を持てずにはいられなかったからだ。

それを改善させるべきか、諦めるべきかはわからないのだけど、とにかく挑戦なしに見過ごすことだけは嫌だった。


その問題意識とは、日本の社会のあり方だ。

そういうと、なんだか大袈裟に聞こえるけど、別に政治家になるとかそんなんでなく、もはや昔の価値観で作られた仕組みになんとなく乗ってていいのかなぁって。

それで何も問題なく幸せであれば、そこになんの疑問も抱かないんだけど、それにドップリ浸かる中でどうしても歪みを感じざるを得なかったし、運営しているシェアハウスやその他コミュニティーを通して、その社会のあり方に居心地の悪さを感じてる人が一定数いることも実感している。


今でこそ、今の社会のあり方に変化が必要だと感じているけど、最初はそんなことなくて、ただ納得できない違和感がムンムンとしていた。

最初のキッカケは、「タテ社会の人間関係 単一社会の理論」中根千枝 著 という本を読んでから。

この本では、否定も肯定もなく、日本の社会ってこういうものであり、こう考えるからズレが生じるんだよ、ということを教えてくれている。

これを読んで、今住んでいるこの社会が全てではないんだと思った。


それから、たまたま海外行きたい欲が高まって、よく海外に行くようになってから、社会の存在というのを感じれるようになった。

社会って国単位の大きいものから、イチコミュニティー、会社といった小さいものまであって、国単位のものとなると、それぞれが大きく異なってくるから、違いが明確。

相対的に日本がどういう社会なのかが見えてくる。


よく「海外に行け」と昔から言われているけど、そういうことかもしれないね。


つづく。