圧倒的Japanese culture
独立するにあたり、今までのキャリア、デザインを活かすことを考えるも、それだけでは足りないので、「デザイン × 〇〇○」と何かを掛け合わす必要があるという前回記事のつづき。
その"〇〇○"を構築する上で、もしくはそうでなくとも、今めちゃくちゃ興味関心を持っているのが、アニメ・マンガとアキバ。
留学に出て、外から日本を見たときにアニメ・マンガというカルチャーの凄さと特異さに気づかされ、パチンとスイッチが入り、時間があろうもんなら最近ずっと観たり読んだりしてる。
幸い、周りに詳しい人がいて、色々教えてもらっては刺激を受けている。
こと、デザインにおいて。
特に最近のものにつまらなさを感じている自分がいて。
細く、直線的で、平均的にオシャレなデザインばかりだな、と。
そういったデザインの看板や店の看板が街に溢れてきて、全体として個性が失われ、全体的なエネルギーを感じない。ワクワクしない。
逆にワクワクを感じる街といえば、赤羽だったり新宿ゴールデン街、思い出横丁などなど、昭和情緒溢れるところだ。
それぞれが個性的で、エネルギッシュに感じる。
新しいところが平均的になってつまらなくなってきたから、昔当たり前だったことに却ってスポットが当たって面白く感じてるのかもしれない。
で、そういう文化を踏襲して先端を行ってるのが、秋葉原という街。
日本独自の文化を惜しげも無く街全体に出し、かつ一つ一つがダイナミック。
うるさく、一見ダサく感じるところも含めて、日本らしい魅せ方なんではないかと思うし、海外と比較しても特異であり、オリジナリティーな気がしてる。